上野学園中学校・高等学校

2024年4月に国際コースを開設予定の上野学園が文部科学省より正式に認められました

2024年2月9日

学校法人 上野学園

上野学園中学校の国際コース開設(2024年4月)が

文部科学省より正式に認められました(2024年2月6日付)。

今年度は3月まで随時入試を実施いたします。

 

 学校法人上野学園(所在地:東京都台東区東上野、理事長 石橋香苗)は2024年4月から上野学園中学校に国際コース(中学1年から高校3年までの6年コース)の開設に向けて認可申請をしておりましたが、この度、文部科学省より2024年2月6日付で正式に認められましたことをお知らせいたします。なお、これを受けて今年度は3月まで随時入試を実施いたします。                             (入試情報:https://www.uenogakuen.ed.jp/news/2024/post_328.html

 上野学園は1904(明治37)年に創立され、2024年(令和6年)で創立120周年を迎えました。この周年事業のひとつとして開設するのが、上野学園国際コース(以下「本国際コース」)です。上野学園が長年培ってきた音楽教育と国際教育の神髄を活かし、一人ひとりの感受性と想像力、学びの力を育み、21世紀の国際社会を生き抜く力を身に着けることを目指します。

 本国際コースは、世界中に普及しているケンブリッジ国際教育プログラム(※注1)にCLIL(Content and Language Integrated Learning。教科内容と言葉の統合教育(※注2))の手法を採用する、日本の学校教育法上の一条校としては初めての国際コースとなります。なお、上野学園はケンブリッジ大学国際教育機構からケンブリッジ国際認定校として2023年6月23日に認可されています。

 

■ 本国際コースの特徴

 ➢ 一般的な英語力を世界に通用するレベルへ

  ✔ 国内の小学校を卒業した、一般的な英語力の生徒を対象としています。入学時に特別な英語力は必要としません。6年間かけてCEFR(外国語運用能力の国際基準)B2またはC1レベルの力が身につくように育成していきます。日本人としてのアイデンティティも大切にしながら、将来の可能性を広げるツールとして英語を身につけます。

 ➢ ケンブリッジ国際教育プログラム × CLIL

  ✔ 上野学園は一条校として初めて、世界で最も普及しているケンブリッジ国際教育プログラムに、言語と学習を統合した教育法CLILを導入し、英語が自然に身につくカリキュラムを展開します。高校卒業時にA-Levelを取得することで、国内主要大学のみならず、英国や米国等の大学への進学が可能になります。

 ➢ 21世紀を生き抜く力を身につける

  ✔ 英語を身につけるだけにとどまらず、どのような時代・世界でも通用する"生きる力"を身につけます。上野学園の伝統である音楽教育をはじめ、文化都市・上野の立地を生かしたフィールドワークも展開し、教科を横断した学習を実施。ものごとを多角的に考え、どんな困難も乗り越えられる底力をもつ人材の育成を目指します。

 

 

■ 注1 ケンブリッジ国際教育プログラムとは

 ➢ 5歳から19歳までの児童・生徒を対象とする教育プロセスです。

 ➢ ケンブリッジ国際教育プログラムと資格は、国際教育のグローバルスタンダードで、世界1万校以上が認定校として活用しています。

 ➢ ケンブリッジの国際教育資格は、米国、英国、オーストラリア、カナダ、ドイツなど、世界各国の大学から認定されています。また日本の文部科学省は、Cambridge International AS & A Levelsを大学入学資格として認めるとしています。

 ✧ 出典:入学資格に関するQ&AのQ.6(文部科学省)

https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111319.htm

 ➢ ケンブリッジ国際教育プログラムの詳細は、ケンブリッジ大学国際教育機構のウェブページをご確認ください。
https://www.cambridgeinternational.org/jp/
 

 

■ 注2 CLIL(Content and Language Integrated Learning)とは

 ➢ CLIL(Content and Language Integrated Learning、教科内容と言葉の統合型学習)とは、母国語以外の言語を使用して教科科目を学ぶ学習です。内容(Content)・言語(Communication)・思考(Cognition)・文化(Culture)の4つのCを取り入れて授業を展開して行きます。協働学習と異文化理解を重視した教育である点も特徴です。CLILでは単に内容や⾔葉を覚えて繰り返すのではなく、情報/コンテンツを考えて処理すること(思考)に重点を置いています。CLILは、英語教育が盛んなフィンランドやオランダなどの教育先進国で、生徒たちが深く教科内容と英語の両方を学ぶために積極的に活用されています。

 

本件に関するお問い合わせ先

学校法人 上野学園 上野学園国際コース 入試広報(伊能・傳田)

03-3842-1021(代表) Fax. 03-3843-7548

inter@uenogakuen.ac.jp

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