
上野学園は人間としての尊厳と自由を教育の場のなかに求め、知らしめ、人間の真の在り方を強く主張してきました。 この建学の精神を現在に生かしながら、次の世代へと受け継いでいくことが、本学園の教育の理想です。
礼儀と節度を身につけ、人に対してはあたたかく寛容に、自己に対しては厳しく、ということが教育のあらゆる場面で強調されます。
上野学園は一人ひとりの適性を見出し、育み、人間性を高めていくとともに、社会にあって美しい調和を創り出すことのできる人間の育成に努めています。
さらには、次世代を担う生徒がグローバル化する社会にあって「論理的思考力や問題解決力を持ち、学び考える」「自主自律の精神を持って自己を啓発し、主体的に行動ができる」「自他に対して誠実で、協調性を持ち、社会貢献ができる」生徒の育成をはかります。
上野学園の教育は、創立より122年間一貫して掲げてきた建学の精神「自覚」を基本に教育実践を行っています。「自覚」とは、自己を深く見つめ、これを内面から知る体験であり、人間として真の価値や可能性に目覚めることです。そのため、本校では、授業以外に、学校行事や委員会活動、部活動の他、専門家による講演や体験授業、探究活動など、様々な場面を用意しています。
上学生は、一人一人が自分の夢の実現に向け前進を続けています。皆さんも上野学園で素敵な夢を創り、同じ志の仲間とともに、その夢を追い続け、実現させてみませんか。高い目標や志をもち、その実現に向け努力する人を待っています。
上野学園中学校・高等学校 校長 小塩 明伸

上野学園は1904年(明治37年)に上野女学校として創立され、1910年、上野高等女学校となり、1946年財団法人上野学園に名義変更をいたしました。その年に、当時としては注目に値する東京都の音楽研究指定校となり、さまざまな研究成果をあげています。

戦後の教育改革により、従来の高等女学校は上野学園中学校(1947)、上野学園高等学校(1948)となり、1949年には東京音楽学校(現東京芸大)、同研究科出身のピアノの逸材、石橋益惠の主導により、上野学園は高等学校に日本で初めて音楽科を設置しました。のちに、短期大学音楽科、大学音楽学部へと発展し、以降、音楽科については、中高大一貫したプログラムで高度な音楽専門教育とバランスのとれた人間教育を実践してきました。

2004年に創立百周年を迎え、百周年記念事業として新校舎を建築するとともに、この百年の長い歴史の中で培われてきた伝統を大切にし、しかし、時代の遙か先を見据えながら、時代の先端を行く新しい教育を目指し、2007年より男女共学制へ移行しました。
| 1904年 | 「自覚」を建学の精神として、石橋藏五郎(1875-1964)によって、東京・上野桜木町に上野学園の前身である上野女学校が創立される。 |
|---|---|
| 1910年 | 上野高等女学校認可 |
| 1947年 | 学校制度改革により、上野学園中学校設置 |
| 1948年 | 上野学園高等学校設置 |
| 1949年 | 高校に日本で初めて音楽科を設置。 |
| 1952年 | 上野学園短期大学音楽科設置。 |
| 1956年 | 上野学園中学校に音楽指導科設置。 |
| 1958年 | 上野学園大学音楽学部設置。 |
| 1968年 | 11月1日を「創立者の日」と改定。 |
| 1988年 | 中学・高校の「学園祭」の名称を「桜鏡祭」と変更。 |
| 2004年 | 創立100周年。 |
| 2007年 | 新校舎落成、男女共学制に移行 |