広報誌「上野」Vol.0
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「台東区音楽ボランティア」と称し、近隣の公立小・中学校のオーケストラや吹奏楽部、音楽授業の支援に本学学生が指導に赴く取り組みを開始しました。初めての部活指導に、始めは戸惑う学生もいたとのことですが、社会に巣立っていく学生たちの貴重な体験となっています。平成29年度(2017年)のコンクールに、入賞者が続出しました。皆さん、おめでとうございます。(写真左から)● 中野明香さん(大学演奏家コース ピアノ2年):第8回ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan 特級部門賞第1位およびグランプリ第1位受賞。● 三山友里さん(大学演奏家コース ヴァイオリン4年):第23回ブルクハルト国際音楽コンクール弦楽器部門第3位(第1位該当者なし)。● 橋本愛海さん(大学演奏家コース ピアノ4年):第18回大阪国際音楽コンクールピアノ部門Age-U第2位。● 池平仁史(大学音楽専攻科 器楽専攻):第18回大阪国際音楽コンクールピアノ部門Age-U第1位。なお以上4名は、2018年2月28日、第5回石橋益惠先生記念コンサートに出演し、その成果を披露しました。大学大学台東区教育委員会協力による近隣の中高への指導コンクールに入賞者続く!2017年夏の全国高校野球大会では、高校硬式野球部が激戦の東東京大会で初のベスト8まで勝ち上がりました。創部11年目での快挙で、学園としても、この野球部のニュースは大変嬉しい知らせでした。「レボリューション」をスローガンに生徒たちを指導したのは2013年秋より指揮をとる小川貴智監督。神宮球場での試合には、理事長や校長先生、教職員、生徒たち、吹奏楽部やチアリーダー、地元台東区の皆さまも駆けつけ、応援しました。高校に野球部が誕生したのは、学園が男女共学化を施行した2007年のこと。1年目の部員は1年生たった6名でした。その後、外部より監督を招しょう聘へいしてチームの強化を図り、2010年には夏の大会で5回戦まで進出するまでに成長を遂げました。5年前に当時助監督だった小川教諭が監督に就任。部長の大向貴之教諭、外部のメンタルコーチとともに、チームの強化に当たりました。上野のキャンパス内には体育館はありますがグラウンドがないため、生徒たちは、つくばグラウンドへバスで通って練習したり、校舎棟の非常階段でトレーニングを重ねました。練習環境が十分整っていない中での躍進は、特筆すべき快挙と自負しています。野球部の一層の発展を願い、引き続き学園を挙げて応援をしていきたいと思います。高校高校硬式野球部の躍進10Topics

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