高校3年生の論文が「日本STEM教育学会誌」に掲載

ベネッセSTEAMフェスタ2022で、JSTEM学会賞を受賞した、本校の教育学ゼミに所属する高校3年生

（吉沢百馨さん・中村日胡さん・寺澤雅さんチーム「平和を目指す」）の研究が、この度、日本STEM

教育学会『STEM教育研究第5巻』に特別寄稿として掲載されました。

■研究テーマ

「思春期におけるいじめをなくすには」

■研究に対するコメント

ベネッセ教育総合研究所教育イノベーションセンター長/ベネッセホールディングス経営企画推進本部

副本部長／JSTEM教育学会幹事

小村俊平　氏

本稿の研究発表は、発表タイトルの通り「思春期におけるいじめ」をテーマにしたものだ。研究では、

いじめはいつでもどこでも起こりうるが『いじめをしない人・環境がある』という仮説を立て、誰もが

本音を語ることができる安心・安全な環境づくりを目指し、取り組んだ。取り組みにおいては、前述の

仮説を検証するため、北米を中心に行われている生徒のみの集会「アセンブリ」に着目。実際に学校で

複数回、実施条件を変えたアセンブリを実施し、仮説検証を行ったことが高く評価された。
今後、STEMの観点から様々な社会課題と学問を結び付けた探究的な学びが全国各地の高等学校で活発化

していくことを期待し、特別寄稿として収録した。多くの方にお読みいただければ幸いである。

■日本STEM教育学会　掲載ページ

■Benesse STEAMフェスタ2023紹介ページ

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