東京大学大学院人文社会系研究科より、真島亮吉先生にお越しいただきました。真島先生のご専門は
チェコ・ロシアの文学と文化です。近年、ロシアという国への印象はさまざまなものがあると思いま
すが、真島先生はチェルノブイリ原発事故とスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ（ジャーナリス
ト、ノーベル文学賞受賞者）についての講義を、２回に分けて行ってくださいました。特に中３や高
１の生徒の中に、非常に強くこの内容に興味を持つ生徒がおり、活発な議論が展開されていました。
確かに、中学生にはややアカデミックで高度な内容でしたが、「本物の学問にふれる」という稀有な
体験ができたのではないでしょうか。

関心を抱いた生徒は目を輝かせて先生と話をしていました。もしかすると、真島先生と次にお会いで
きるのは学会かもしれません。